経緯
example-petstore.com の経緯
Google が example-petstore.com と example-commerce-host.com をいつ、どこで使ったか。2009年から現在まで、アーカイブの出典付き。
背景
ドキュメントには、本物らしく見えてもどこにもつながらないアドレスが必要です。まさにそのために予約されている名前があります。一方、example-petstore.com のような名前はサンプルに見えるだけで、実際には通常の登録済みドメインです。そこに送信されたものは、すべて実在のサーバーに届きます。
ドキュメントやテストのための名前は、2 つの標準で予約されています。
example.com、example.net、example.org と、トップレベル ドメイン .test、.example、.invalid、.localhost を予約しています。IANA は example.com でシンプルなページを運営しており、サンプル ドメインは許可を得ずにドキュメントで使用できると明記しています。誤って設定されたアプリケーションからある程度のトラフィックが届くことを想定したうえで、そのトラフィックに依存する仕組みを作らないよう開発者に求めています。
example-petstore.com、example-commerce-host.com、my-example-blog.com のような名前には「example」という語が含まれていますが、予約されてはいません。誰でも登録でき、登録されると、その名前を使うリンク、フォーム、トラッキング呼び出し、API リクエストは、含まれる認証情報も含めてすべてその所有者に届きます。紛らわしいドメインに関する調査は、その量がどれほどになりうるかを示しています。2017年の研究では、メール プロバイダーのタイプミス ドメイン約 1,200 件に、年間およそ 80 万通の誤送信メールが届いていると推計されました。
Google は 2009年以降、アナリティクスと検索のドキュメントで example-petstore.com と example-commerce-host.com を使用してきました。使われた場所と時期は経緯にまとめています。
| 必要なもの | 使用する名前 | 避ける名前 |
|---|---|---|
| ウェブサイト | www.example.com | example-petstore.com や mysite.com などの架空の名前 |
| 2 つ目のドメイン(カート、チェックアウト、パートナー) | example.net または example.org | example-commerce-host.com、example-b.com |
| サブドメイン | shop.example.com、api.example.com | api.example-petstore.com |
| 内部ホストやテスト用ホスト | app.test、db.example | .com や .io の下の本物らしい名前 |
| 決して名前解決されてはならないアドレス | anything.invalid | — |
| メールアドレス | user@example.com | 登録済みドメインのアドレス |
example-petstore.com と example-commerce-host.com は、どのアドレスでも説明を表示し、API リクエストには JSON による説明とともに 410 Gone を返します。また、サイトやコードからこれらの名前を削除するためのステップごとのガイドを案内しています。
IP アドレス、電話番号、テスト用カードなど、その他の予約済みの値: 安全に使えるサンプル値